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共謀数 - あるノードの評価値を変える(または確定する)為に必要なノードの数。

あるノードの評価値を変える(または確定する)為に必要なノードの数。

探索木上のあるノードの評価値を変える(または確定する)為には、そのノードの下で探索されている複数のノードの評価値が変わる(または確定する)必要がある。

この、あるノードの評価値を変える(または確定する)為に必要なノードの数を「共謀数」と呼ぶ。

将棋では、特に詰め将棋に応用されており、この場合、詰み・不詰みを証明するために必要なノードの数を指して、「証明数」「反証明数」のように呼ぶ。

現実の探索では、探索途中に証明数や共謀数が、完全に明らかになるわけではないので、探索途中では証明数・共謀数を近似する何らかの方法を用いたり、証明数・反証明数が小さいところ(詰み・不詰みを証明しやすいところ)から優先的に探索する(一般的には、証明数・反証明数による反復深化を用いる)などの手法が用いられる。