Kafka

とある夜、渋谷のチェコ料理カフェ『アノ』にて、「しまおまほさんと、チェコ総合雑誌『CUKR(ツックル)』梶原初映編集長を囲む、カフカを生んだ国、チェコについての座談会」が行われたーーしまおさんは、チェコをどう感じているのか?(その2)

—ではカンパーイ! 宜しくお願いします!
■しまお よろしくお願いしますー。チェコのこと、興味はあるけどよく知らないんで、教えてください。
何回か行きかけたことはあるんですよね、でも、なんとなく、まだ行ってなくって。友だちの中でも、チェコ好きで、自分の子供に「アノ(チェコ語で「はい」の意味)」って付けた人もいるんです。私は「チエコでも良いんじゃない?」って、提案したんですけどねー。
■梶原 チエコ! いいですね。
■しまお 学生の時、チェコの映像作品を見るっていう授業も受けたし。……面白いですよねえ。シュヴァンクマイエルとか、チェコですよね?
■梶原 そうです、チェコです。
■しまお 私、乳製品好きなんですけど、チェコって乳製品、どうですか? 美味しそうですよね?
■梶原 美味しいですよ、チーズも肉も、ビールも!
ーーあ、料理頼みましょう! 
■しまお チェコ料理って……どんなのですか? 主食は何?
ーービールばっかり、飲んでますよね?
■梶原 そうですね、事実上、ビールが主食なのかもしれないですけど(笑)、いちおう、ジャガイモということになってます。
■しまお 私、ロシアには行ったことがあるんですけど、ロシアはキノコがすっごく美味しかった記憶があって。チェコもキノコ料理、ありそうですね。
■梶原 キノコ狩りは、季節の行事ですね。日本で言うところの「芋煮会」みたいなイメージで。
—そういえば前に梶原さん、「この香辛料を持っていると、チェコ人が大喜びするから」って、プラハのスーパーで、何か買い込んでましたよね。
■梶原 ああ、マジョラム。マジョラム持ってると、日本にいるチェコ人、寄ってきますよー。
■しまお そうなんですか(笑)。
■梶原 日本であまり、売ってないんですよね。
■しまお 梶原さんは、いちばん最初は、何でチェコに興味を持ったんですか?
■梶原 イワン・レンドルっていう、テニス選手が好きになったのが、キッカケですね。その人のお嫁さんになろうとまで、思ってました、コドモの頃。でも、今はアメリカに移り住んでしまったので、チェコにはいないんですけどね…。
■しまお でも、チェコのことは好きになっちゃったんですね…。初めて行ったのって、いつですか?
■梶原 20歳のころ。短期留学を3回ほどしてます。ほかに、十何回と行き来はしてますね。
■しまお 私よく分からないんですけど、チェコとスロバキアの関係って、どんな感じなんですか?
■梶原 ええと……言葉は、なんとなく通じます。文化的にも言葉も、関西と四国、くらいの差かなあ。
■しまお 関西と四国(笑)
—あ、お料理来ました。
■梶原 これ、ブランボラークって代表的な料理です。ジャガイモをすりつぶして、お好み焼きのようにして焼いたもので。

■しまお ……おいしーい! 
—ビールにもぴったりですね。
■梶原 チェコ人が日本に来て、白米とオカズが出て来ると、「なんでイモがないの?」ってきかれます。
■しまお ええ!? あ、主食だからか…。

世田谷
パブリックシアター
山村浩二監督
「カフカ田舎医者」
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